Archive for 7月, 2016

今月のワイン 2016年7月「フランスの白ワイン(1)」

水曜日, 7月 6th, 2016

(1)Bourgogne Aligoté 2013
●生産地 ブルゴーニュ地方
●格付け AOC Bourgogne Aligoté
●生産者 Olivier Leflaive
●品種  Aligoté

カクテル<キール>用のクレム・ド・カシス
■■ なし
●生産者 Créme de Cassis de Dijon
●生産地 ブルゴーニュ地方(生産拠点はアルザス地方)
●格付け   G.E.Massenez
●品種  Cassis

(2)CHABLIS LA PIERRELÉE 2013
●生産地 ブルゴーニュ地方シャブリ地区
●格付け AOC Chablis
●生産者 La Chablisienne
●品種  Charddonay

(3)RIESLING 2013
●生産地 Ribeauvillé,Haut-Rhin département, Alsace
●格付け AOC Alsace
●生産者 Trimbach
●品種  Riesling

(4)GEWURZTRAMINER 2013
●生産地Ribeauvillé,Haut-Rhin département, Alsace
●格付け AOC Alsace
●生産者 Trimbach
●品種  GEWURZTRAMINER

(5)Meursault 2006
●生産地Meursault,Côte de Beaune,Bourugogne
●格付け AOC Meursault
●生産者 Michel PICARD
●品種  Chardonnay

(6)Bourgogne 2012
●生産地 ブルゴーニュ地方
●格付け AOC Bourgogne
●生産者 Mongeard-Mugneret
●品種  Pinot Noir

今月の一本
(5)Meursault 2006
●生産地Meursault,Côte de Beaune,Bourugogne
●格付け AOC Meursault
●生産者 Michel PICARD
●品種  Chardonnay
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●コメント
2006年のブルゴーニュは、春先の天候は不安定だったものの収穫時には ブルゴーニュワイン事務局のバルダッシーニ会長が「自信がある」と話すほどブドウの出来が良く、ブルゴーニュ全体として良い年となりました。白ワインの年とも。
爽やかなライム、パイナップルの果実味と、クリーミーすぎない上品な味わい。 海のニュアンスを感じるミネラルは熟成とともに深い旨味へ変貌を遂げ、 後味のチョーク、白コショウのアクセントが上品な余韻を演出します。エレガントで高級感がありますが、強すぎない控えめなワインです。
時間が経つとともに洋ナシやハチミツのアロマを放ち、ミネラル感と粘性と酸とのバランスの取れたリッチな味わいに到ることが出来るムルソーです。
●Michel PICARDミッシェル・ピカール
ミッシェル・ピカールはフランス・ブルゴーニュのドメーヌ所有者として、またネゴシアン・エルヴール(ワインを育てる酒商)として第一級の評価を受けるメーカーです。コート・ド・ボーヌのシャサーニュ・モンラッシェに本拠を置き、ブルゴーニュ各地に合計135haの自社葡萄園を所有する生産者であり、ドメーヌとしての規模はブルゴーニュのベスト3に数えられています。このワインにはシャサーニュ・モンラッシェの丘の上部に位置する葡萄畑で、手摘み収穫された葡萄を使いますが、空圧式のプレス機で搾られ、30%~50%新樽の228㍑の小樽(ピエス)内で発酵し、11~12ヶ月樽熟成されます。
シャトー・ド・シャサーニュ・モンラッシェの建物から西に斜面を登ればシャサーニュ・モンラッシェのACとプルミエ・クリュの畑が広がり、丘の最上部のサントーバンのプルミエ・クリュ・ル・シャルモアの畑に続きます。サントーバンの村は丘の斜面を越えた西側にありますが、最良の畑の一部はシャサーニュ・モンラッシェすぐ上部に位置し、ピカールのサントーバン・プルミエ・クリュの味わいの素晴らしさはこの畑の位置からも来ているといえます。良質のワインを購入し自社のセラーで熟成させ、自社の商標で出荷するネゴシアン・エルヴールとしても著名。取り扱い内容はブルゴーニュ全体に及び、各地のワイン生産者との密接な関係で常に良質の原酒の供給を受け、ミッシェル・ピカールの商標でフランス国内は元より世界の市場に送り出しています。また、ミッシェル・ピカールはオスピス・ド・ボーヌの大手落札者としても有名。良質のキュヴェとヴィンテージのストックを誇ります。