熊本から植木が届いた

ワインとは関係がないのですが、育てるという点では葡萄の方と関係があるかもしれません。私ごとなのですが、みなさまにお伝えしたいことがあり、少し書かせて頂きます。

一か月ほど前、拙宅玄関脇の沈丁花(樹齢30年ほど)が枯れてしまい、近所のホームセンターや苗木屋さんを廻ったのですが、適当な大きさの沈丁花がなく、そろそろ暑くなり移植には向かない時期になりますし、沈丁花は特に神経質な樹ですので、困り果てていました。
そこでダメ元でと、yahooで検索してみた所、ヒットが多すぎ、ギブアップ。これだけネット上に沈丁花が植わっているなら、もしやとお馴染みamazonで検索したところ、よりきちんとしたものがヒットし、いろいろ比較できるほどでした。ある植木屋さんの出品でちょうど良い高さの沈丁花を見つけました。写真を見る限りでは、背が低い割にはなかなか樹勢もよいようです。お客さんからの評判もよさそうなので、早速クリック。
数日して、枯れてしまった樹を抜いて、周りの土を掘りだし除去し、沈丁花に向く土壌と肥料を混合して、到着を待とうとしたのですが、土を作っている最中に、早くも宅配屋さんが大きな段ボールを持ってきました。沈丁花は段ボールに入ってやってきたのです。宅配のお兄ちゃんは、これここに植えるんですか?とニコニコ。
早速、出来たばかりの新しい土<沈丁花カクテル>でくるむようにしてやりながら、また周りとのバランスを調整しながら植え込みました。
作業が終わり、送り伝票を詳しく見ると、何やらクマモンが印刷してあります。そして、「お見舞い感謝します」とも。なんと、この沈丁花は、熊本県上益城郡と震源地のすぐそばから来ていたのです。あの大きな地震の一か月後にはるばるやってきた沈丁花を丹精込めて育て上げ、毎年冬の終わりを告げるあの甘い香りを期待することにしましょう。

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ちなみにこの植木屋さんは、ガーデンタウンと言う名前。amazonで<ガーデンタウン>で検索すると、たくさんの苗木が植わっています。わたくしは今度はつつじを植え替えたいので、時期が来たらまたクマモンをクリックしたいと思います。

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